原状回復工事

原状回復工事とは?

今まで、使用していたオフィスの後片付けは、どうなるんだろう?

意外に見落としがちなのが、今まで使用してきたオフィスの原状回復工事です。
くわしくは、入居時の契約書に委ねますが、基本知識は、知っておきましょう。

原状回復工事のポイントとは?

オフィス退去時の原状回復工事とは「現在の状態」から「入居時」の状態に戻すことです。

一般的に、契約書の内容に基づき、退去者が、オフィス使用時に設置した間仕切りや諸設備を取り除き、貸主に返すことになります。

当然ながら、退去者が、テナントの基本形を使用時にどの程度、変更を加えたか、テナントの壁に傷などをつけたかにより、原状回復工事にかかる費用も大きく変わります。まずは賃貸借契約の内容を確認し、貸主側と原状回復工事の工事範囲について打合せをしておく必要が必要です。

  • オフィスの原状回復の範囲

原状回復のためにはどんな措置が必要なのでしょうか。

以下が具体的に挙げられる原状回復の例です。

・オフィスに持ち込んだ家具、備品、照明器具などの撤去
・オフィスを仕切るために設置したパーテーションの撤去
・入居後に整備した電気や電話配線の撤去
・造作物の撤去
・看板を取り付けている場合は撤去
・カーペットを取り付けている場合は撤去
・オフィスの壁、床に加えた装飾や加工を元に戻す
・壁や天井、床の汚れを除去するクリーニング

契約内容によってはこの他にも原状回復が必要なケースがあります。

オフィスの原状回復にかかる費用は原則的に全て借主の負担です。

  • 原状回復工事のタイミング

オフィスの規模や、契約の内容によって異なります。

一般的には、広い事務所や小規模でも間仕切りで沢山の個室が存在したり、

OAフロアや照明等の設備を変更している場合の原状回復工事は、時間がかかります。

逆に小規模なオフィスで、タイルカーペットの工事だけであれば、

短時間で完了する場合もあります。

なお、オフィスの原状回復工事は、騒音等の関係上、

休日や夜間に行わなければならないことが多いのが実情です。
さらに人事異動や新入社員を迎える3月や4月、5月の

ゴールデンウィーク・9月シルバーウィーク等の繁忙期には

業者の確保も難しくなります。

貸主側との打合せの時間も必要です。

3ヶ月以上前には、ご連絡、お問い合わせ頂くことをおすすめいたします。

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