集中ブースのメリットと導入ポイント

集中ブースとは、「周囲に仕切りを設置したブース」のことです。 自宅やシェアオフィスなどを活用するテレワークや従来通りオフィスへ出社するオフィスワークを組み合わせた働き方であるハイブリッドワークの普及により、集中ブースを導入する企業が増えています。大きく「個室型」「セミクローズ型」「オープン型」に分けられます。

<メリット>
■業務内容にあわせて席を選ぶことができる
通常の業務を行う時は執務スペースで、集中して作業したい時やweb会議に参加する時は集中ブースを使う、など業務内容にあわせて、席を変えて働くことができます。

■音対策ができる
例えば、執務スペースでweb会議をすると、周囲の社員は気が散ってしまい集中しづらくなります。また、周囲の音を拾ってしまうため、web会議の参加者が聞き取りづらくなってしまいます。集中ブースを設置することで、周囲への音を気にせずweb会議に参加することができます。

■情報漏洩を防ぐことができる
集中ブースを設置することで、機密性の高い情報を扱うシーンに対応することができます。

<導入する時のポイント>
●目的に応じて選ぶ
集中ブースを導入する前に、目的を明確にするとよいでしょう。
(音問題がある場合は個室タイプ、集中環境を作りたい場合はオープン型がおすすめです。)

●目的にあわせて設置場所を変える
目的にあわせて設置場所を変えることで快適に使うことができます。
(集中を目的として設置する場合、人通りの多いところを避けて設置する。)

●ルールを決める
社員の共有スペースとなる集中ブースは、使用時間等事前にルールを決めることで、快適に使えるでしょう。