オフィスQ&A

Q

オフィスの移転・引越し初心者が気を付けた方が良いことについてアドバイスをください。
今のオフィスの賃料が高く、オフィスの移転を考えています。
初心者が見落としがちな物件を決める際のポイントやオフィス移転に伴う各種手続き等、オフィス移転初心者が気を付けた方が良いことがあれば、教えていただけませんか。

A

オフィス移転を行う会社としては、意外な回答になるかも知れません。
まず、オフィス移転、引越しを考える前に、現在の事務所の賃料値下げを交渉する方法もあります。
賃料は、ビルオーナーさんに値下げの交渉ができる場合があります。

引越しは、結構お金もかかりますし、名刺や封筒、ホームページなどの住所変更もしなくてはなりません。

Q

  オフィス移転の際、いらなくなった机やイスはどのような処分をすればよいでしょうか?

A

オフィス移転時にオフィス家具を手放したとき、その処分方法に悩む方も多いのではないでしょうか。
結論からいうと、オフィス家具は一部例外を除き“産業廃棄物”に分類されます。

ただし、素材によって“産業廃棄物”に分類されるかどうかが異なります。
主に金属加工が施された家具やガラス・プラスチックの割合が高い家具は、“産業廃棄物”として扱います。

一方で、木製の椅子やキャビネットなどは産業廃棄物には該当しません。
木製品は事業系一般廃棄物に分類されます。
このため、一般廃棄物収集運搬・処理業の許可を得ている業者に回収・処分を依頼することができます。

オフィス家具を廃棄する際の注意点

オフィス家具を廃棄する際には、いくつか注意しなければならないことがあります。

✔オフィスの不用品は家庭ゴミで出せず、産業廃棄物扱いになる

オフィス移転の際に生じる不用品は、木製の家具を除き、“産業廃棄物”として扱われます。

“産業廃棄物”は処分の際に環境や人体に与える悪影響が大きいため、産業廃棄物の収集運搬・処理の許可を得ている業者に運搬や処分を委託しなければなりません。

✔マニュフェストは忘れずに作成してもらう

オフィスの不用品は産業廃棄物扱いとなるため、収集運搬・処理する際にはマニフェスト(管理票)が必要となります。

マニフェストとは、産業廃棄物の流れを把握・管理し、適正処理されていることを確認するために必要な書類のこと。

排出する産業廃棄物ごとに作成し、廃棄物の種類や量・運搬業者などを細かく記入した上で廃棄物と共に業者に交付するよう法律で義務づけられています。

そのため、業者に収集運搬・処分を依頼する場合には忘れずに作成してもらいましょう。